第3章 デザインの書

先生 先生

勇者くん。サイトを運営していく中で何が一番重要だと思う?

アフィ勇者アフィ勇者

え?いっぱいあるんじゃないですか?記事書いたり、SEO対策を施したり、SNS機能と連携させたり…

先生 先生

それじゃ、記事を10コ書ける時間があったとして、そのSEO対策とか記事以外に時間を割かなくてもよかったら、記事はどれくらい書けそう?

アフィ勇者アフィ勇者

倍の20はいけると思います。

先生 先生

今日の冒険のお話はそこが焦点よ。

初めてWordPressでサイトを作成すると、デフォルトでTwenty Seventeenというテーマがあるかと思います。

wp_2017
デフォルトで入っているテーマ『Twenty Seventeen』

これは何かというと、”2017年にワードプレスが公開した無料のテンプレート”ですが、デフォルトはシンプルでいかにもブログって感じです。
どのくらいシンプルなのかというと…

ヘッダ一覧
ヘッダ一覧です。

って、シンプル過ぎ!
と思われる方もいるかもしれませんが、これはこれでアリだと思っています。

なぜなら、デフォルトのデザインが何かに特化し過ぎるとその分汎用性が無くなるからです。(万人が使えるものではなくなる)

ですので、デフォルトテーマは自分が自由自在にカスタマイズできる人向けだと思って使う人にはおすすめです。

テンプレートを変える最大の理由

とても本質的な話なので、ここは読み飛ばさないようにしてくださいね。

サイトを運営する時間は有限です。
副業や専業にかかわらず、時間は有限です。
にもかかわらず、運営する私達にとって、やるべきことは多岐に渡ります。
ざっとあげてみましょうか。

  • サーバーのレンタル(または管理)
  • 新規サイト制作の場合、ドメインの取得
  • ブログまたはHTMLサイトの選択
  • サイトの方針の決定
  • サイト方針に合ったデザインの決定
  • レスポンシブデザインの設定
  • 記事作成
  • 広告の設定
  • アクセス解析結果を元にサイトの修正
  • SNSの設定

などなど・・・

これだけのことを1つのサイトにやるだけでも結構な時間がかかってしまいますが、この中で一つだけ重要な項目があります。

それは赤字で書いた「記事作成」です。

私達がもっとも時間をかけるべき内容は良質な記事(他の人にとって役に立つ記事)で間違いありません。
デザインやSEOは二の次でいいんです。
なぜなら、読んでもらうための記事があってナンボの商売なわけですから、野菜の置いていない八百屋になっては本末転倒ですよね。(喩えが微妙?笑)

時間の許す限り、記事を書く。
どんどん記事を量産し、ライティングスキルを上げ、読まれやすい文章を書くテクニックを身に着けることこそ、将来の財産になります。

アフィ勇者アフィ勇者

でも、汚いサイトというか、いかにも素人なデザインのサイトだと見てもくれないんじゃ・・・

先生先生

文章を書く事の方が大事だけど、デザインも必要、どっちにも時間をかけられないから、テンプレートにデザインを任せられるところは任せるのよ。

無料テンプレと有料テンプレ

テンプレートには無料と有料で分けることができますが、無料でも十分いけると思うものを紹介します。
もし、あなたがやりたいデザインが無料にある場合、それで十分活用して文章作成に時間をより多く割くようにしてください。

逆に、無料テンプレートを使っていてカスタマイズに時間を多く取られていると感じる時があるなら、そのときが無料から有料に切り替え時かもしれません。

無料テンプレ

STINGER

stinger8
STINGERは無料でシンプルなブログを簡単に作る事ができるテンプレートです。
私は賢威を買う一年前までずーっとSTINERを使っていました。
この1年でバージョンは5から8まであがったんですね。

STINGERの上位版にSTINGER PROというのがあります。
stingerPRO
こちらは有料版で6~7千円くらいで購入できます。

STINGERはシンプルなサイトを目指す方向けですが、ゴリゴリ装飾をしたい私にとってはちと物足りなかったので、有料版を買うなら違うものを。ということで購入は見送りました。

賢威


結局のところ、有料版を買うなら賢威、というのが鉄板で、デザインをどうこうしたいとか、記事作りに専念するというのであればさっさと購入しちゃう方が時間を節約できます。

デザインの書 まとめ

自分にあったものを選べばよいと思います。
あくまでテンプレートを利用する目的は

記事に集中できるか?

この1点につきます。
イマドキなテンプレートはSNS対応やランキング機能はもはや当然のように実装済で差別化要素にはなりえません。
その代わりのネタとして最近ではAMPに対応しているかどうかを差別化要素とする向きが出始めています。

※AMPとは、Googleが提唱しているモバイル表示速度を速めるプロジェクトのことです。)詳しくはコチラ